ご自宅での葬儀で気を付けたいこと
2013年12月6日11:00 AM 自宅葬儀、葬儀 家族葬、自宅、自宅葬儀ねりま葬.comです。
今回は、「ご自宅での葬儀で気を付けたいこと」を取り上げてみます。
葬儀を行う場所は、ご自宅、寺院、火葬場併設の斎場、葬儀社の斎場などが挙げられます。
葬儀に参列できる親族が10名以下、故人が高齢で会葬者もいない、というような場合は
ご自宅でご家族だけでゆっくりお見送りされてはいかがでしょうか。。というのが私どもの見解です。
一方で、親族だけで10~15名以上、親族以外の会葬者も含め30名以上になる場合は
ご自宅での式や食事の準備の負担が大きくなってきますので、
寺院や斎場を利用するという一つの目安にしていただければと思います。
練馬区内の斎場は大体30名~200名くらいの葬儀に対応できるようになっています。
もちろん、戸建てのお家でたくさん会葬されても大丈夫でしたら上記の限りではございませんが。
そういった意味で、葬儀を考える際は、人数の把握が大切になります。
親族、故人の会社・取引先・友人、配偶者の会社・取引先・友人、子の・・・と大体で考えていきます。
このときに、本当に親族だけで10名、15名以下だな、というときはご自宅での葬儀をご検討いただいてよいかと思います。
ここで注意したいのが、ご遺族が故人の交友関係をすべては把握していないことが多いということです。
ご遺族は親族だけで。と考えていても、訃報を知って「お別れを言いたい」と
ご自宅へ会葬者がいらっしゃる場合です。
故人が良い人間関係を築かれていたと喜ばしいところですが、
迎えるご遺族が大変な思いをすることもございます。
ですので、あらかじめ交友関係を把握したり、どこまで連絡するか、
連絡しないなら、その方々へどのように対応するか決めておく必要があります。
葬儀は故人を弔うためのものですが、
一方で遺された人々がお別れし気持ちを整理する場(儀式)でもあります。
そういったことも踏まえ、親族のみで行うか、会葬者をお迎えするか、
お迎えするなら、自宅でも大丈夫か、斎場のほうがいいのか、と考えていきます。
地場で葬儀社を営んでいるところは、その辺を熟知していますので
相談していただければと思います。
一社の意見だけでは不安な場合は、数社に聞いていただいてもよいと思います。
まずは人数(規模)という観点で、ご自宅での葬儀にするかどうか、
お考えいただければと思います。
次はもう少しハードの面からご自宅葬の気を付けたい点を見ていきたいと思います。